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糸女
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いとめ
ふりがな文庫
“
糸女
(
いとめ
)” の例文
否々、
慥
(
たしか
)
に
糸女
(
いとめ
)
にて釣りしなり、今日は水濁り過たれば、小鱸は少しも懸らず、鯰のみ懸れるなり。其の如きものを呑み居しは、想ふに、その鯰は、一旦置縄の鈎を
釣好隠居の懺悔
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
前夜近処より、
糸女
(
いとめ
)
餌を取らせ、又小鱸鈎に
※
(
す
)
を巻かせなどしたりしかば、常に無頓着なりしに似ず、今
斯
(
かか
)
る物の出でしを怪み、之を予に示して、「
水蛭
(
ひる
)
にて釣らせらるゝにや」と
詰
(
なじ
)
れり。
釣好隠居の懺悔
(新字旧仮名)
/
石井研堂
(著)
前回の出遊には、天気思わしからず、餌も、
糸女
(
いとめ
)
のみなりしに、尚二本を獲たりし。今日の空模様は、前遊に比べて、好くとも悪しき
方
(
かた
)
には非ず。殊に袋餌の用意有り、好結果必ず疑い無し。
大利根の大物釣
(新字新仮名)
/
石井研堂
(著)
糸
常用漢字
小1
部首:⽷
6画
女
常用漢字
小1
部首:⼥
3画
“糸”で始まる語句
糸
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糸底
糸魚川
糸口
糸巻
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