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糞土
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ふんど
ふりがな文庫
“
糞土
(
ふんど
)” の例文
一息して、鍬をすてると、彼は
糞土
(
ふんど
)
の桶を
担
(
にな
)
って、いま掘りかえした菜根の土へ、こやしを施していった。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
しおれた花が無情にも
糞土
(
ふんど
)
の上に捨てられているのを見るほど、世にも哀れなものはない。
茶の本:04 茶の本
(新字新仮名)
/
岡倉天心
、
岡倉覚三
(著)
光秀も、この日は、心が
寛々
(
ひろびろ
)
とした気がした。朝倉家の内紛の中に身を置いて、内紛の
醜
(
みにく
)
さに気をくさらしているのは、わざわざ
糞土
(
ふんど
)
の中へ行って糞土を
罵
(
ののし
)
っているのと同じ愚であると知った。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
糞
漢検準1級
部首:⽶
17画
土
常用漢字
小1
部首:⼟
3画
“糞”で始まる語句
糞
糞尿
糞力
糞壺
糞汁
糞度胸
糞堆
糞色
糞甕
糞坊主