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米庵
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べいあん
ふりがな文庫
“
米庵
(
べいあん
)” の例文
わたくしは唯墨堤の処々に今なお残存している石碑の文字を見る時
鵬斎
(
ほうさい
)
米庵
(
べいあん
)
らが書風の支那古今の名家に比して
遜色
(
そんしょく
)
なきが如くなるに反して
向嶋
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
河西野は市河寛斎で、其長子が
米庵
(
べいあん
)
三
亥
(
がい
)
、次子が雲潭祥胤である。出でて鏑木梅渓の養子となつた。梅渓、名は
世胤
(
せいいん
)
、字は
君冑
(
くんちう
)
である。長崎の人で江戸に居つた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
かつて江湖詩社の盟主であった市河寛斎は既に文政の初に没して、下谷
長者町
(
ちょうじゃまち
)
なる旧邸の門前にはその男
米庵
(
べいあん
)
の書を請うものが常に市をなしていた。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
米
常用漢字
小2
部首:⽶
6画
庵
漢検準1級
部首:⼴
11画
“米”で始まる語句
米
米突
米櫃
米搗
米国
米原
米沢
米屋
米山
米俵