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簳
ふりがな文庫
“簳”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
やがら
80.0%
みき
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがら
(逆引き)
蘆茎を
簳
(
やがら
)
とし、猟骨を鏃とし、その尖に
件
(
くだん
)
の毒を
傅
(
つ
)
けて簳中に逆さまに挿し入れ
蔵
(
おさ
)
め置き、用いるに臨み抜き出して尋常に簳の前端に
嵌
(
は
)
め着く。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
雀躍して家にとつて返した紀昌は、再び窓際の虱に立向ひ、燕角の
弧
(
ゆみ
)
に朔蓬の
簳
(
やがら
)
をつがへて之を射れば、矢は見事に虱の心の臟を貫いて、しかも虱を繋いだ毛さへ斷れぬ。
名人伝
(旧字旧仮名)
/
中島敦
(著)
簳(やがら)の例文をもっと
(4作品)
見る
みき
(逆引き)
箭箆または
箭簳
(
やみき
)
ともいう竹のつくり方にはいろいろ作法がある、十二
束
(
そく
)
、あるいは十三束
三伏
(
みつぶせ
)
などといって、
拳
(
こぶし
)
ひと握りを
束
(
そく
)
とよんで長さをきめる、そして
簳
(
みき
)
には節が三つあるのがきまりで
日本婦道記:箭竹
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
簳(みき)の例文をもっと
(1作品)
見る
簳
部首:⽵
19画
“簳”を含む語句
箭簳
簳珠
“簳”のふりがなが多い著者
中島敦
南方熊楠
幸田露伴
山本周五郎