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箕輪田圃
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みのわたんぼ
ふりがな文庫
“
箕輪田圃
(
みのわたんぼ
)” の例文
堤
(
どて
)
へあがると、うすら寒い風はいつしか
凪
(
な
)
いで、紫がかった
箕輪田圃
(
みのわたんぼ
)
の空に小さい
凧
(
たこ
)
の影が二つ三つかかっていた。
籠釣瓶
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
竹格子
(
たけごうし
)
の裏窓を明けると
箕輪田圃
(
みのわたんぼ
)
から続いて
小塚原
(
こずかっぱら
)
の
灯
(
あかり
)
が見える
河岸店
(
かしみせ
)
の二階に、種員は
昨日
(
きのう
)
の
午過
(
ひるすぎ
)
から長き日を短く暮す
床
(
とこ
)
の内、引廻した
屏風
(
びょうぶ
)
のかげに
明六
(
あけむ
)
ツならぬ暮の鐘。
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
桜の散る頃に
箕輪田圃
(
みのわたんぼ
)
のあたりを歩いているような気分になった。私は嬉しかった、懐かしかった。疲れた身にも寝るのが惜いように思われたのはこの夜であった。
二階から
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
よんどころなく引っ返して
箕輪田圃
(
みのわたんぼ
)
の方へ迷って行った。
夢のお七
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
箕
漢検準1級
部首:⽵
14画
輪
常用漢字
小4
部首:⾞
15画
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
圃
漢検準1級
部首:⼞
10画
“箕輪”で始まる語句
箕輪
箕輪城
箕輪亮輔
箕輪心中
箕輪益夫