“筆子”の読み方と例文
読み方割合
ふでこ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
高さは木賊よりもずっと低い。庭下駄にわげた穿いて、日影のしもくだいて、近づいて見ると、公札の表には、この土手登るべからずとあった。筆子ふでこの手蹟である。
文鳥 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
十二になる筆子ふでこのは、四角な字を入れた整わない候文そうろうぶん
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)