竹取たけとり)” の例文
そこでは、馬太伝マタイでんやヨハネ伝も読んだ。伊勢や竹取たけとりや源氏などの古典に親しんだのは、もっと早くからだった。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おもいを懸けていらしった方々かたがたの間には、まるで竹取たけとり物語の中にでもありそうな、可笑おかしいことが沢山ございましたが、中でも一番御気の毒だったのは京極きょうごく左大弁様さだいべんさま
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「これをこそ藪医者となんいうめれさ。竹取たけとりおきな舎弟しゃていの子孫で竹内直太郎という人だろう?」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
讃岐さぬき造麻呂みやつこまろ竹取たけとりおきな
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)