“馬太伝”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
マタイでん75.0%
またいでん25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ハイドンはバッハが「馬太伝マタイでん受難楽」を作った年に生まれ、ベートーヴェンが「田園交響曲」を完成した年に死んだ。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
そこでは、馬太伝マタイでんやヨハネ伝も読んだ。伊勢や竹取たけとりや源氏などの古典に親しんだのは、もっと早くからだった。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
自分はただここに、「さまよえる猶太人」の伝記の起源が、馬太伝またいでんの第十六章二十八節と馬可伝まこでんの第九章一節とにあると云うベリンググッドの説を挙げて、一先ずペンをとどめる事にしようと思う。
さまよえる猶太人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)