端詞はしことば)” の例文
流れの清きにでて手にむすびつらんとよませ給ふにやあらんを、後の人の毒ありといふ一一〇狂言まがことより、此の端詞はしことばはつくりなせしものかとも思はるるなり。
其の一〇一端詞はしことばに、高野たかのの奥の院へまゐる道に、玉川といふ河の水上みなかみどく虫おほかりければ、此の流を飲むまじきよしをしめしおきて後よみはべりける、とことわらせ給へば