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竜樹
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りゅうじゅ
ふりがな文庫
“
竜樹
(
りゅうじゅ
)” の例文
旧字:
龍樹
釈迦
(
しゃか
)
は
竜樹
(
りゅうじゅ
)
によって、基督は
保羅
(
ポーロ
)
によって、孔子は朱子によって、凡てその愛の宝座から
智慧
(
ちえ
)
と聖徳との座にまで引きずりおろされた。
惜みなく愛は奪う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
けれども、
目連
(
もくれん
)
や、
舎利弗
(
しゃりほつ
)
の鼻が長かったとは、どの経文にも書いてない。勿論
竜樹
(
りゅうじゅ
)
や
馬鳴
(
めみょう
)
も、人並の鼻を備えた
菩薩
(
ぼさつ
)
である。
鼻
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
八宗の祖師といわれるかの有名な
竜樹
(
りゅうじゅ
)
菩薩は、『智度論』という書物の中で、「
智目行足
(
ちもくぎょうそく
)
以て
清涼
(
せいりょう
)
池に到る」
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
伝説には此人一乗要訣を撰した時には、
馬鳴
(
めみょう
)
菩薩
(
ぼさつ
)
竜樹
(
りゅうじゅ
)
菩薩が現われて摩頂
讃歎
(
さんたん
)
し、伝教大師は合掌して、我山の教法は今汝に属すと告げられたと夢みたということである。
連環記
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
この消息を道元は
竜樹
(
りゅうじゅ
)
の伝説によって語っている。
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
竜
常用漢字
中学
部首:⽴
10画
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
“竜樹”で始まる語句
竜樹菩薩