立政りっせい)” の例文
ただ霍光かくこう上官桀じょうかんけつとの名をげて陵の心をこうとしたのである。陵はもくして答えない。しばらく立政りっせいを熟視してから、おのが髪をでた。その髪も椎結ついけいとてすでに中国のふうではない。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)