突蒐つっかか)” の例文
ぬくぬくと肩さ並べて、手を組んで突立つったったわ、手を上げると袖の中から、口いくと咽喉のどからいて、真白まっしろ水柱みずばしらが、から、さかさまにざあざあと船さ目がけて突蒐つっかかる。
海異記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)