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突掛
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つきか
ふりがな文庫
“
突掛
(
つきか
)” の例文
敵が槍で尊公に
突掛
(
つきか
)
けて
参
(
めえ
)
れば、
私
(
わし
)
ア
掌
(
て
)
で受けるだ、一本脇腹へ突込まして、敵を
捻
(
ひね
)
り倒して
打殺
(
ぶちころ
)
してやるだ、其の内に尊公を助けて逃がすだけの仕事よ
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
恟
(
びっく
)
りしたは源次郎と思いの
外
(
ほか
)
、大恩受けたる主人の
肋骨
(
あばら
)
へ槍を
突掛
(
つきか
)
けた事なれば、アッとばかりに
呆
(
あき
)
れはて、
唯
(
たゞ
)
キョトキョト/\として
逆上
(
のぼせ
)
あがってしまい、
呆気
(
あっけ
)
に取られて涙も出ずにいる。
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
また山之助の
突掛
(
つきか
)
ける所を
引外
(
ひっぱず
)
して
釣瓶形
(
つるべがた
)
の煙草盆を投付け、続いて湯呑茶碗を
打付
(
ぶッつ
)
け小さい土瓶を取って投げる所を、
横合
(
よこあい
)
からお繼が、親の敵覚悟をしろと突掛けるのを身を
転
(
かわ
)
して
利腕
(
きゝうで
)
を打つと
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
掛
常用漢字
中学
部首:⼿
11画
“突掛”で始まる語句
突掛者
突掛草履