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空室
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あきしつ
ふりがな文庫
“
空室
(
あきしつ
)” の例文
一行は、誰もいない室内に入ったときに、なんだか低い
唸
(
うな
)
り
声
(
ごえ
)
を聞いたように思ったが、室内を探してみると、猫一匹いなかった。全くの
空室
(
あきしつ
)
だった。
見えざる敵
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「説明のつくものなら無数にある。それに、昨夜この
空室
(
あきしつ
)
に被害者を入れた時だが、その時寝台の掃除と、床だけに真空掃除器を使ったというからね。
生憎
(
あいにく
)
足跡といっては何もない始末だ」
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
「今まで、
空室
(
あきしつ
)
だったのでは」と検事が口を挾むと
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
“空室”の意味
《名詞》
人がいない部屋。何もない部屋。
使用されていない部屋。
(出典:Wiktionary)
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
室
常用漢字
小2
部首:⼧
9画
“空”で始まる語句
空
空地
空虚
空想
空洞
空腹
空家
空気
空嘯
空手