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穴八幡
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あなはちまん
ふりがな文庫
“
穴八幡
(
あなはちまん
)” の例文
が自分は相変わらず火事は消えるものときめて、別に驚かなかった。驚いたのは自分の話しかけた相手が、激震の当時
穴八幡
(
あなはちまん
)
にいたと話したことであった。
地異印象記
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
あの
穴八幡
(
あなはちまん
)
の坂をのぼってずっと行くと、
源兵衛村
(
げんべえむら
)
のほうへ通う
分岐道
(
わかれみち
)
があるだろう。あすこをもっと行くと
諏訪
(
すわ
)
の森の近くに
越後様
(
えちごさま
)
という殿様のお
邸
(
やしき
)
があった。
僕の昔
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
みあかしの
高田
(
たかた
)
のかたにひかりまち
穴八幡
(
あなはちまん
)
か
水
(
みず
)
いなりかも
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
前へ行く須永は時々
後
(
うしろ
)
を振り返って、
穴八幡
(
あなはちまん
)
だの
諏訪
(
すわ
)
の
森
(
もり
)
だのを千代子に教えた。車が暗いだらだら坂へ来た時、彼はまた小高い杉の木立の中にある細長い塔を千代子のために
指
(
ゆびさ
)
した。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
穴
常用漢字
小6
部首:⽳
5画
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
幡
漢検準1級
部首:⼱
15画
“穴”で始まる語句
穴
穴蔵
穴倉
穴居
穴守
穴賢
穴籠
穴山梅雪
穴師
穴太