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科
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シグサ
ふりがな文庫
“
科
(
シグサ
)” の例文
が、彼自身は、時として、彼の
白
(
セリフ
)
、彼の
科
(
シグサ
)
に、菊五郎以外のものを感じたに違ひない。其は彼自身であつて、同時に彼の父であつた。
市村羽左衛門論
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
謡曲の「百万」を見ると、狂女の背を榊で打つと、ものを言ひ出す
科
(
シグサ
)
がある。其は一つの例である。榊と称する木にも、沢山の種類がある。
花の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
さう言へば、近頃をこつく
科
(
シグサ
)
をする人は、宗十郎位しか見かけぬ様になつた。吾々の記憶では、以前は人によつては、をこつきの連続のやうな舞台を見せる人があつた。
戞々たり 車上の優人
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
父菊五郎自身、生世話と言ふより、やはり時代がゝる
科
(
シグサ
)
が多かつたやうである。羽左衛門を見送つて後の彼は、一層さば/\して、父までも拘泥の外に置くやうになつた。
菊五郎の科学性
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“科”の意味
《名詞》
(とが 「咎」とも)非難・懲罰されるべき行為。
(カ)生物の分類のひとつ。界-門-綱-目-科-(族)-属-(節)-種
(出典:Wiktionary)
科
常用漢字
小2
部首:⽲
9画
“科”を含む語句
罪科
莫斯科
科白
科学
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