“示達(じたつ)” の例文
右(みぎ)兇状(きょうじょう)の女スリ上方すじへ立廻りたる形跡これあり似より下手人(げしゅにん)召捕りのせつは人相書照合一応江戸南町奉行まで示達(じたつ)あるべきもの。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
さてその「非常な超冒険旅行」へのベルリン出発は、その日の真夜中午前二時だと示達(じたつ)された。
宇宙尖兵 (新字新仮名) / 海野十三(著)
以来、門をとじて謹慎中の佐々木道誉へ、数日前に鎌倉表からの示達(じたつ)があった。「——下向(げこう)して、不審を申し開くべし」
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)