“石刻”の読み方と例文
読み方割合
いしぼり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
坂の下には、大きな石刻いしぼり獅子ししがある。全身灰色をしておった。尾の細い割に、たてがみうずいた深い頭は四斗樽しとだるほどもあった。前足をそろえて、波を打つ群集の中に眠っていた。獅子は二ついた。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)