矢釣山やつりやま)” の例文
前に人麿の、「矢釣山やつりやま木立こだちも見えず降りみだる」(巻三・二六二)云々の歌があったが、歌調に何処かに共通の点があるようである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
矢釣山やつりやま木立こだちえずみだゆきうくつあしたたぬしも 〔巻三・二六二〕 柿本人麿
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)