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着膨
ふりがな文庫
“着膨”の読み方と例文
読み方
割合
きぶく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きぶく
(逆引き)
その声を耳にすると、何といふことなしに霙まじりの寒い
戸外
(
そと
)
の天気が想ひ出される。そのなかを
着膨
(
きぶく
)
れした
老人
(
としより
)
の魚売が、濡れとほつた草鞋でびしよびしよと歩いてゐる後姿が想ひ出される。
独楽園
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
そこへ丁度顔を出したのはまるまると
着膨
(
きぶく
)
れた武夫だった。
玄鶴山房
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その間に、同勢は風呂にはいり、
旅舎
(
やど
)
のどてらに
着膨
(
きぶく
)
れて
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
着膨(きぶく)の例文をもっと
(3作品)
見る
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
膨
常用漢字
中学
部首:⾁
16画
“着”で始まる語句
着
着物
着換
着更
着替
着衣
着流
着附
着手
着座
“着膨”のふりがなが多い著者
薄田泣菫
吉川英治
芥川竜之介