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真似手
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まねて
ふりがな文庫
“
真似手
(
まねて
)” の例文
が、堀君もかう云ふ作家たちの中にいつか誰も
真似手
(
まねて
)
のない
一人
(
ひとり
)
となつて出ることは確かである。由来我々日本人は「早熟にして早老」などと
嘲
(
あざけ
)
られ易い。
僕の友だち二三人
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「僕も全く同感だ。どこからあの熱情が出てくるんだろう。ちょっと
真似手
(
まねて
)
がない。——」
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
誰も
真似手
(
まねて
)
がないというので、わざと
捻
(
ひね
)
ったお客様が
買被
(
かいかぶ
)
りをなさるのでございます。
大菩薩峠:06 間の山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
この少年が博士になったとは、どう思ってみても梶には
頷
(
うなず
)
けないことだったが、笑顔に
顕
(
あらわ
)
れてかき消える瞬間の美しさは、その他の疑いなどどうでも良くなる、
真似手
(
まねて
)
のない無邪気な笑顔だった。
微笑
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
真
常用漢字
小3
部首:⽬
10画
似
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“真似”で始まる語句
真似
真似事
真似方
真似人
真似出
真似声
真似詠