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眉尻
ふりがな文庫
“眉尻”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まなじり
50.0%
まゆじり
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まなじり
(逆引き)
とろとろと燃える燈の光は仙妃の左か右かの
眉尻
(
まなじり
)
にある小さな疵痕を見せた。青年は幸福に浸りながらその疵痕に眼をやった。
賈后と小吏
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
小さく結んだ髪、広い額、厚いほお、高い鼻、左の
眉尻
(
まなじり
)
にほくろがあり、太い毛が一本生えている。外光のかげんで時々光り、針でも刺さっているようだ。
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
眉尻(まなじり)の例文をもっと
(2作品)
見る
まゆじり
(逆引き)
たしか右の
眉尻
(
まゆじり
)
の上に
真紅
(
まっか
)
な血ぼくろのようなものがあって、それを傷つけると血が止めどもなく流れ出た。そんな思い出が、どういうものか、私にはまたなくなつかしいものである。
亮の追憶
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
左の
眉尻
(
まゆじり
)
にかなり大きい
黒子
(
ほくろ
)
があったように思うが
銭形平次捕物控:087 敵討果てて
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
眉尻(まゆじり)の例文をもっと
(2作品)
見る
眉
常用漢字
中学
部首:⽬
9画
尻
常用漢字
中学
部首:⼫
5画
“眉”で始まる語句
眉
眉間
眉毛
眉目
眉宇
眉深
眉根
眉唾
眉山
眉間尺
“眉尻”のふりがなが多い著者
国枝史郎
田中貢太郎
寺田寅彦
野村胡堂