相濟あひすみ)” の例文
新字:相済
おされ大岡殿喜兵衞勘右衞門と呼ばれ其方ども其時の事を申立よとたづねらるれば兩人かしこまり領主の役人ども檢視けんし相濟あひすみ取片付仰付られしまでの
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
うばひ取しに聊か相違なしと申立しにぞ大岡殿は馬士まごに向はれ其方は最早もはや用事の相濟あひすみたり引取れといはれしかば其儘馬士まごは白洲を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
見て吉兵衞は杢右衞門に向ひ兵庫ひやうごおきを今日出帆しゆつぱんせんは如何といふ杢右衞門は最早もはや三が日の規式ぎしき相濟あひすみ殊に長閑のどかなるそらなれば御道理ごもつともなりとて水差みづさし
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)