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盲蛇
ふりがな文庫
“盲蛇”の読み方と例文
読み方
割合
めくらへび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めくらへび
(逆引き)
役割を見損なって木戸を突くなんて、
盲蛇
(
めくらへび
)
物に
怖
(
お
)
じずとはこのことだ。その代り、さんざん、
敵
(
かたき
)
を取って、やつらを
空裸
(
からはだか
)
にしてやりましたから、それで胸を晴らしておくんなさいまし。
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
山路に草を分ける心持は、水練を得たものが千尋の
淵
(
ふち
)
の底を探るにも似ていよう。どっと滝を浴びたように感じながら、ほとんど
盲蛇
(
めくらへび
)
でまっしぐらに突いて出ると、
颯
(
さっ
)
と開けた一場の広場。
星女郎
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
盲蛇
(
めくらへび
)
だか、それを白雲は、
小癪
(
こしゃく
)
な奴だという気がしないでもありません。
大菩薩峠:31 勿来の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
盲蛇(めくらへび)の例文をもっと
(4作品)
見る
盲
常用漢字
中学
部首:⽬
8画
蛇
常用漢字
中学
部首:⾍
11画
“盲”で始まる語句
盲目
盲
盲人
盲目縞
盲縞
盲滅法
盲者
盲法師
盲目滅法
盲亀
“盲蛇”のふりがなが多い著者
中里介山
泉鏡花