目眩めくる)” の例文
と、お稲は激しい力をいれて、男の体をゆすぶると、目眩めくるめくような情熱にうずかれて、そのまま何もかも忘れてしまいそうになった。
八寒道中 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そは目眩めくるめく光明遍照の大海おほうみにして
晶子詩篇全集拾遺 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
そは目眩めくるめく光明遍照くわうみやうへんぜう大海おほうみにして
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)