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皿山
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さらやま
ふりがな文庫
“
皿山
(
さらやま
)” の例文
これらの窯と共に、なおも驚くのは
日田
(
ひた
)
の
皿山
(
さらやま
)
であります。
豊後
(
ぶんご
)
の国の山奥にあるため、今日までほとんど誰からも知られずにいました。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
が、さて、やってみると、毎日、
皿山
(
さらやま
)
からこの
大川内
(
おおかわち
)
の山一帯を、ガサリ、ノソリとあるいているだけの商売で、他国から
御用窯
(
ごようかまど
)
の秘法を盗みにくる
奴
(
やつ
)
もなければ、品物を密売する悪人もない。
増長天王
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そもそもこの山水土瓶の歴史を顧みますと、北は
相馬
(
そうま
)
、
益子
(
ましこ
)
、中部は
信楽
(
しがらき
)
、
明石
(
あかし
)
、南は
野間
(
のま
)
の
皿山
(
さらやま
)
にも及び、多くの需用があって各地で盛に描かれました。
益子の絵土瓶
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
土地の人はそこを
皿山
(
さらやま
)
と呼んでいる。この名は各地に窯を訪ねる人には既に親まれている呼び方である。皿を造る所、焼物の出来る場所、それを皿山と呼ぶ。朝鮮でよく
沙里
(
さり
)
というに等しい。
日田の皿山
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
皿
常用漢字
小3
部首:⽫
5画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“皿”で始まる語句
皿
皿小鉢
皿鉢
皿廻
皿数
皿伏
皿眼
皿形
皿迄
皿大