“皮粕”の読み方と例文
読み方割合
かわかす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのそばにはまだ五六人の仲間がいて潰した皮粕かわかすまるめてざるの中へ入れたり、散らばっているの皮を集めてその手許てもとに置いてやったりした。
岩魚の怪 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
で、皆がすっ裸になって、皮粕かわかすの入れてあるざるをはじめ、魚を入れる笊やしゃくい網を持って、谷におり、すぐそこの谷水が一坪ばかりの処によどんで、小さな淵をしている処から皮粕を入れてみた。
岩魚の怪 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)