皎潔こうけつ)” の例文
これをのマヂニーが一句一言、その偉大なる品性の印象、道念の清遠皎潔こうけつなる高調、人情の円満なる進歩を主宰する上帝の摂理を仰望する活信を以て横溢おういつするに比す
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
葉石にしてもしこの書を見ば、定めて良心に恥じ入りたらん、妾の軽率をいきどおりもしたらん、妾は余りに一徹なりき、彼が皎潔こうけつの愛をけがし、神聖なる恋を蹂躙じゅうりんせしをば、如何いかにしても黙止もくししがたく
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)