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百囀
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ももさえずり
ふりがな文庫
“
百囀
(
ももさえずり
)” の例文
教室の硝子戸は
埃
(
ちり
)
にまみれて灰色に
汚
(
きた
)
なくよごれているが、そこはちょうど日影が
黄
(
き
)
いろくさして、戸外では
雀
(
すずめ
)
が
百囀
(
ももさえずり
)
をしている。通りを荷車のきしる音がガタガタ聞こえた。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
昼の雨は夜の
霙
(
みぞれ
)
となって、あくれば校庭は一面の雪、早く来た生徒は
雪達磨
(
ゆきだるま
)
をこしらえたり
雪合戦
(
ゆきがっせん
)
をしたりしてさわいでいる。美しく晴れた軒には雀がやかましく
百囀
(
ももさえずり
)
をしている。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
百
常用漢字
小1
部首:⽩
6画
囀
漢検1級
部首:⼝
21画
“百”で始まる語句
百合
百姓
百日紅
百
百足
百舌
百年
百舌鳥
百済
百姓家