白昼はくちう)” の例文
旧字:白晝
かれは大いに疲労して、白昼はくちうの凡てに、惰気だきを催うすにも拘はらず、知られざる何物なにものかの興奮のために、静かなほしいまゝにする事が出来ない事がよくあつた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
此時はかならず暴風はやて雪をきちらし、凍雲とううんそらしき白昼はくちう立地たちどころ暗夜あんやとなる事雪頽なだれにおなじ。