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白娘子
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はくじょうし
ふりがな文庫
“
白娘子
(
はくじょうし
)” の例文
許宣の許へ
白娘子
(
はくじょうし
)
が来てからまた半年ばかりになった。ある日、それは二月の中旬のことであった。許宣は二三人の
朋友
(
ともだち
)
と散策して
臥仏寺
(
がぶつじ
)
へ往った。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
許宣は左の方を
揮
(
ふ
)
り向いた。そこの茶館の簷下にさっきの
白娘子
(
はくじょうし
)
が独り雨を避けて立っていた。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
許宣はその夜寝床に入ってからも
白娘子
(
はくじょうし
)
のことを考えていた。綺麗な眼鼻立の鮮やかな女の姿が心ありそうにして此方を見ていた。彼は誘惑に満ちた女の詞を一つ一つ思いだしていた。
雷峯塔物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
許宣はその
夜
(
よ
)
寝床に入ってからも
白娘子
(
はくじょうし
)
のことを考えていた。
姝
(
きれい
)
な眼鼻だちの鮮かな女の姿が心ありそうにしてこっちを見ていた。彼は誘惑に満ちた女の
詞
(
ことば
)
を一つ一つ思いだしていた。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
そこの茶館の簷下にさっきの
白娘子
(
はくじょうし
)
が独り雨を避けて立っていた。
雷峯塔物語
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“白娘子”の解説
白娘子(はくじょうし)は、中国の四大民話伝説『白蛇伝』に登場するヒロインである。また白娘子という呼称は明代の白話小説『警世通言・白娘子永鎮雷峰塔(はくじょうしえいちんらいほうとう)』(1624年)以降である。「白素貞(はくそてい)」という化名は清代の弾詞(弾き語り)『義妖伝』(ぎようでん、『紡像義妖伝』、1809年)以降であり、「白娘々(パイニャンニャン)」と呼称されることもある。
(出典:Wikipedia)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
娘
常用漢字
中学
部首:⼥
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“白”で始まる語句
白
白粉
白髪
白痴
白洲
白眼
白衣
白刃
白銀
白々