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発祥
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はっしょう
ふりがな文庫
“
発祥
(
はっしょう
)” の例文
けれど、鎌倉と聞けば、源氏
発祥
(
はっしょう
)
の地——坂東武士の心の故郷——
天嶮
(
てんけん
)
の地勢——民心はかえってそこの新鮮な土の香と、次の建設を
逞
(
たくま
)
しく想像した。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
石州半紙
(
せきしゅうはんし
)
」とか単に「石州」とかいう名は、どんな
紙漉
(
かみすき
)
の本にも出て来るでしょう。もともと日本の抄紙の歴史を見ますと、この石見が
発祥
(
はっしょう
)
の地かと考えられます。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
黙々
(
もくもく
)
先生は歴史の進行とともに地理を展開させた、
神武
(
じんむ
)
以来
大和
(
やまと
)
は
発祥
(
はっしょう
)
の地になっている、そこで先生は大和の地理を教える、同時に大和に活躍した人物の伝記や逸話等を教える。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
祖先
発祥
(
はっしょう
)
功名歴代忘れてならぬ土地です。
旗本退屈男:05 第五話 三河に現れた退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
わけても三河の地は吉良
発祥
(
はっしょう
)
の領土で、祖先代々の領民もあれば代官所もあり、当然、
国元詰
(
くにもとづめ
)
もいるわけだった。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
鎌倉は源氏
発祥
(
はっしょう
)
の地と申してもよい。——後冷泉院の
御宇
(
ぎょう
)
安倍
貞任
(
さだとう
)
を討ち
鎮
(
しず
)
められた後、祖先源頼義
朝臣
(
あそん
)
は、相模守となって鎌倉に居を構えられた。——長子の
陸奥守
(
むつのかみ
)
義家朝臣もおられた。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
仏法渡来までの日本には、仏教はなかったのでありますし、神は日本とともに、その
発祥
(
はっしょう
)
建国
(
けんこく
)
から
御柱
(
みはしら
)
としてあるものでありますから、どこまでも、神祭は国教であり、
仏祠
(
ぶっし
)
は民教であるというふうに
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“発祥”の解説
発祥(はっしょう)とは、物事が起こり始まることである。同様のニュアンスを持つ言葉として起源(起原)、ルーツ、原点、源流、由来、元祖、誕生などがある。
(出典:Wikipedia)
発
常用漢字
小3
部首:⽨
9画
祥
常用漢字
中学
部首:⽰
10画
“発祥”で始まる語句
発祥地