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癪気
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しゃくき
ふりがな文庫
“
癪気
(
しゃくき
)” の例文
旧字:
癪氣
若江は身の
過
(
あやま
)
りでございますから、一言もないが、心底可愛い梅三郎と別れる気がない、女の狭い心から差込んでまいる
癪気
(
しゃくき
)
に閉じられ
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
癪気
(
しゃくき
)
と見て紙に
包
(
くる
)
んで帰り際に残しおかれた
涎
(
よだれ
)
の結晶ありがたくもないとすぐから取って俊雄の歓迎費俊雄は十分あまえ込んで言うなり次第の
倶浮
(
ともうか
)
れ四十八の
所分
(
しょわけ
)
も授かり融通の及ぶ限り借りて借りて皆持ち寄りそのころから母が涙のいじらしいを
かくれんぼ
(新字新仮名)
/
斎藤緑雨
(著)
翌朝
(
よくあさ
)
になると、お竹は尚更
癪気
(
しゃくき
)
が起って、病気は益々重体だが当人が何分にも
肯
(
き
)
きませんから、駕籠を
傭
(
やと
)
い、碓氷を越して
松井田
(
まついだ
)
から
安中宿
(
あんなかじゅく
)
へ掛り、安中から新町河原まで来ますと
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
按摩「
宜
(
よろ
)
しゅう
私
(
わたくし
)
が鍼をいたしましょう、鍼はお
癪気
(
しゃくき
)
には宜しゅうございます」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
癪
漢検1級
部首:⽧
21画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“癪”で始まる語句
癪
癪持
癪氣