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痛振
ふりがな文庫
“痛振”の読み方と例文
読み方
割合
いたぶ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いたぶ
(逆引き)
けれども
凄
(
すさ
)
まじさが
先刻
(
さっき
)
よりは一層はなはだしく庭木を
痛振
(
いたぶ
)
っているのは事実であった。自分は雨よりも空よりも、まずこの風に
辟易
(
へきえき
)
した。
行人
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
風に揺られ雨に
痛振
(
いたぶ
)
られていた。
貞操問答
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
一抱
(
ひとかかえ
)
も
二抱
(
ふたかかえ
)
もある大木の枝も幹も
凄
(
すさ
)
まじい音を立てて、一度に風から
痛振
(
いたぶ
)
られるので、その動揺が根に伝わって、彼らの踏んでいる地面が、地震の時のようにぐらぐらしたと云うのである。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
痛振(いたぶ)の例文をもっと
(4作品)
見る
痛
常用漢字
小6
部首:⽧
12画
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“痛”で始まる語句
痛
痛痒
痛罵
痛手
痛々
痛快
痛哭
痛事
痛入
痛烈
“痛振”のふりがなが多い著者
夏目漱石
菊池寛