画心えごころ)” の例文
旧字:畫心
東京に出てから、自分は画を思いつつも画を自ら書かなくなり、ただ都会の大家の名作を見て、わずかに自分の画心えごころを満足さしていたのである。
画の悲み (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
ただ耳よりあごにかけし肉づきはかれの画心えごころことに深かりしのみ。
わかれ (新字新仮名) / 国木田独歩(著)