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田鶴
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たず
ふりがな文庫
“
田鶴
(
たず
)” の例文
「ま! クロを仕止めましたな! もうこれまでじゃ、お家にあだなす悪人ばら、村井
信濃
(
しなの
)
が娘、
田鶴
(
たず
)
がお相手いたしまする。お覚悟なされませい!」
右門捕物帖:24 のろいのわら人形
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
奴国の月は
田鶴
(
たず
)
のように
冠物
(
かぶりもの
)
を冠っている。爾は奴国の月を眺めて、我とともに
山蟹
(
やまがに
)
と
雁
(
かり
)
とを
食
(
くら
)
え。奴国の山蟹は赤い卵を
胎
(
はら
)
んでいる。爾は赤い卵を食え。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
その精誠に至りては、天もまた泣くべし。「かくとしも知らでや
去年
(
こぞ
)
のこの頃は君を
空
(
そ
)
ら行く
田鶴
(
たず
)
にたとえし」
吉田松陰
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
昨夜は、庭の池にたくさん
田鶴
(
たず
)
が降りましたようですね。もう霜が来るでしょうか。そうそう、眠られぬまま、一首ものしました。眠らるる時しなければ
蘆田鶴
(
あしたず
)
の、見ずの羽音を聞き明かすかも
うすゆき抄
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
田
常用漢字
小1
部首:⽥
5画
鶴
常用漢字
中学
部首:⿃
21画
“田鶴”で始まる語句
田鶴子
田鶴見
田鶴子姫
田鶴見様方
田鶴見良春