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生粉
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なまこ
ふりがな文庫
“
生粉
(
なまこ
)” の例文
いずれにしても
生粉
(
なまこ
)
の
臼挽
(
うすひ
)
きが普及し、したがって粉の貯蔵が可能になるまでは、是は相応に面倒な調理法であった。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
石の
挽臼
(
ひきうす
)
が
弘
(
ひろ
)
く行われるまでは、麦類はかえって
生粉
(
なまこ
)
には向かず、主としては
屑米
(
くずまい
)
・砕け米等の飯にはならぬもの、次には
蕎麦
(
そば
)
などが盛んに粉にはたかれていた。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
今日のいわゆるシンコ細工は、一旦米の粉を煮てから作るのだが、それでは油でも用いないと手にくっついて仕方がない。
生粉
(
なまこ
)
の水練りならば水を使うから、取扱いがずっと便利なのであった。
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死