玉飾たまかざ)” の例文
それからつぎには、女神の右のびんの玉飾たまかざりをお取りになって、せんと同じようにして息をお吹きになりますと、その中からまた男の神が一人お生まれになりました。
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
そのお毛をそのままそっとおかぶりになり、それからお腕先うでさきのお玉飾たまかざりも、わざと、つなぎのひもくさらして、お腕へ三重みえにお巻きつけになり、お召物めしものもわざわざ酒で腐らしたのをおめしになって
古事記物語 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)