“犬橇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いぬぞり80.0%
いぬそり20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この男がある年、春になってから急に思い立って犬橇いぬぞりを仕立てて、同じく東海岸の北部にあるタライカの部落に遊びに行った。
えぞおばけ列伝 (新字新仮名) / 作者不詳(著)
迎いに来た警察署の犬橇いぬぞりに乗って、田名網警部は「下町」と呼ばれている市街へ降りて行った。
(新字新仮名) / 楠田匡介(著)
シベリアにむのに、毛皮の外套がいとうなんか用なしにしてれというのだ。ペチカも不要、犬橇いぬそりなんかおかしくて誰が使うかという風に笑い話の出来るようにして貰いたいのだ。いや、もう何もいうまい。