“物取”の読み方と例文
読み方割合
ものどり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
段々死体を調べて見ると、くびり殺して池の中へ投込んだものらしく、ことには持出した五十両の金子きんすが懐にないから、おおかた物取ものどりであろうと、事が極って検視済の上死骸を引取り
闇夜の梅 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
仙「嘘を吐け、こんな光る物を引ッこ抜いて、人をおどかしやアがッて物取ものどりをするからにゃア人を叩ッ斬りかねねえ奴だ、ふん縛って突出つきだすからう思ってろ…旦那何処もお怪我はありませんか」