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牡獅子
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おじし
ふりがな文庫
“
牡獅子
(
おじし
)” の例文
猫のように可愛がって、日頃夫人の部屋に飼い馴らされている
牡獅子
(
おじし
)
もまた、夫人の腰の辺に
頤
(
あご
)
を乗せて、とろりと睡眼を半ば閉じていた。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
多数の
牡獅子
(
おじし
)
と、
牝獅子
(
めじし
)
と、
小獅子
(
こじし
)
とが、おのおの
羯鼓
(
かっこ
)
を打ちながら、
繚乱
(
りょうらん
)
として狂い踊ると、笛と、ささらと、歌とが、それを盛んに歌いつ、はやしつつ、力一ぱいに踊るが
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
さながら、岩角に
雄躯
(
ゆうく
)
をのばした
牡獅子
(
おじし
)
の姿——壮であり美であった。
鳴門秘帖:03 木曾の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
牡
漢検準1級
部首:⽜
7画
獅
漢検準1級
部首:⽝
13画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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