牡丹ぼうたん)” の例文
牡丹ぼうたん四方よもあかりはしづけくて色無きがごとしこもる蚊のこゑ
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
牡丹ぼうたんを風雨に任せつゝ嘆く
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
豊けきは葉ぐみととのふ牡丹ぼうたんのひと花あかおだしさにして
黒檜 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
鎌倉や牡丹ぼうたんの根にかに遊ぶ
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)