“ぼうたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
牡丹40.0%
妄誕40.0%
忘誕20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
牡丹ぼうたんを風雨に任せつゝ嘆く
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
吾人ごじんは今日においてこの策論を読み、その妄誕ぼうたん不稽ふけいに驚くといえども、これがために松陰の松陰たる価値において、一分一毛を減ずる所無きを見るなり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
訳もなく二足三足背後の方へ蹌踉しりぞいた、けれど又思えば余り忘誕ぼうたんな話である
幽霊塔 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)