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版摺
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はんずり
ふりがな文庫
“
版摺
(
はんずり
)” の例文
版摺
(
はんずり
)
に任してもその版木を
摺
(
す
)
ることを許されん場合には、自分が他から紹介状などを
貰
(
もら
)
いわざわざ出かけて行って刷らして貰うようにして
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
版木
(
はんぎ
)
版摺
(
はんずり
)
の職人を雇うにも、
亦
(
また
)
その製本の紙を買入るゝにも、
都
(
すべ
)
て書林の引受けで、その高いも安いも云うがまゝにして、
大本
(
おおもと
)
の著訳者は
当合扶持
(
あてがいぶち
)
を授けられると
云
(
い
)
うのが年来の習慣である。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
そういう風にして三人なりあるいは六人なりの人を
遣
(
つか
)
わして版を刷らせるのですが、
版摺
(
はんずり
)
は大抵二人で一人は刷り上げたのを
纒
(
まと
)
める役目である。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
このように版木が別々にあるものですからその寺々へ
版摺
(
はんずり
)
人を
遣
(
つか
)
わして刷らせなくちゃあならん。まず紙を買い整える。その紙は紙の
樹
(
き
)
で拵えたのでなく草の根で拵えるのです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
版
常用漢字
小5
部首:⽚
8画
摺
漢検準1級
部首:⼿
14画
“版”で始まる語句
版図
版
版木
版行
版元
版下
版木彫
版代
版刷
版師