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煉炭
ふりがな文庫
“煉炭”の読み方と例文
読み方
割合
れんたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れんたん
(逆引き)
「
炭
(
すみ
)
も、
煉炭
(
れんたん
)
も、じき、
切符制度
(
きっぷせいど
)
となって、
僕
(
ぼく
)
も
仕事
(
しごと
)
がなくなるから、
工場
(
こうじょう
)
か、
会社
(
かいしゃ
)
へ
勤
(
つと
)
めようと
思
(
おも
)
っているのさ。」と、
帰
(
かえ
)
りに
勇蔵
(
ゆうぞう
)
が、
達吉
(
たつきち
)
に
話
(
はな
)
しました。
僕はこれからだ
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
彼はその部屋の片隅で、佗しいものの臭い——それは毛糸か何かが
煉炭
(
れんたん
)
で焦げるような臭いであった——を感じた。家へ戻ると
早速
(
さっそく
)
、彼はその臭いの佗しさを病妻に語った。
冬日記
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
炭屋の店先きでは、フラスコに赤い水を入れて
煉炭
(
れんたん
)
で湯をわかして近所のお
神
(
かみ
)
さんの眼を
惹
(
ひ
)
いている。私も少時はそれに見とれていた。支那そば屋、寿司屋、たい焼屋、色々な匂いがする。
貸家探し
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
煉炭(れんたん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“煉炭”の意味
《名詞》
煉炭(れんたん)
石炭やコークス、木炭などの粉末を練って固めた燃料の一種。
(出典:Wiktionary)
煉
漢検準1級
部首:⽕
13画
炭
常用漢字
小3
部首:⽕
9画
“煉炭”で始まる語句
煉炭屋
煉炭火鉢
検索の候補
煉炭屋
煉炭火鉢
“煉炭”のふりがなが多い著者
林芙美子
原民喜
小川未明