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焼岳
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やけだけ
ふりがな文庫
“
焼岳
(
やけだけ
)” の例文
いつかの昔の
焼岳
(
やけだけ
)
の噴火の産物がここまで流転して来たものと思われた。一時止んでいた小雨がまた思い出したようにこぼれて来て口にくわえた巻煙草を濡らした。
雨の上高地
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
その南に
隣
(
とな
)
って
琉璃色
(
るりいろ
)
のように光る
田代池
(
たしろいけ
)
、
焼岳
(
やけだけ
)
も霞岳もよく見える、もうここに来ると偃松は小くなって、処々にその力なき
枝椏
(
しあ
)
を横たえ、黄花駒の爪は
独
(
ひとり
)
笑顔を
擡
(
もた
)
げている
穂高岳槍ヶ岳縦走記
(新字新仮名)
/
鵜殿正雄
(著)
この峠へ上ると、日本アルプスの第一閃光が始めて旅客の眼に落ちる——と、北は
焼岳
(
やけだけ
)
の峠、つづいては深山
生活
(
ずまい
)
の
荒男
(
あらしお
)
の、胸のほむらか、硫烟の絶え間ない硫黄岳が聳えている
梓川の上流
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
“焼岳”の解説
焼岳(やけだけ)は、飛騨山脈の長野県と岐阜県にまたがる標高2,455 mの活火山で、別名は硫黄岳。常時観測火山に指定され、日本百名山に選定されている。
(出典:Wikipedia)
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
岳
常用漢字
中学
部首:⼭
8画
“焼”で始まる語句
焼
焼酎
焼夷弾
焼餅
焼鏝
焼火箸
焼跡
焼刃
焼麺麭
焼芋