“烏城”の読み方と例文
読み方割合
うじょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岡山は備州びしゅうの都、池田氏の城下町で、黒い烏城うじょうの姿と、緑の後楽園こうらくえんとは、おとのう者にとって忘れ得ない景色であります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
ひとまず会稽かいけい浙江省せっこうしょう・紹興)へ退いて、浙江省の諸雄をたのみ、策を立て直そうと、ひどく弱気になって、烏城うじょうを捨て、夜中にわかに逃げだしてしまった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)