トップ
>
為打
>
しうち
ふりがな文庫
“
為打
(
しうち
)” の例文
それ程
辛
(
つら
)
い思を女がするだらうと思つてるのに、そのつらさうな顔を見に行くのは、私はあまり
惨
(
むご
)
い
為打
(
しうち
)
であると思つた。
二黒の巳
(新字旧仮名)
/
平出修
(著)
妙な
為打
(
しうち
)
をなさるのですもの。お据わりになったかと思えば、すぐお立ちになる。またお据わりになる。戸の外へおいでになったかと思えば、すぐ
這入
(
はい
)
っていらっしゃる。
辻馬車
(新字新仮名)
/
フェレンツ・モルナール
(著)
ご辺は、平治のころにも、すでに
誅
(
ちゅう
)
せられる所であったのを、
小松内府
(
こまつないふ
)
が、身に代えて、その首をつないでやったのではないか。さるを、その恩を忘れて、当家を傾けんとは、憎い
為打
(
しうち
)
。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
為
常用漢字
中学
部首:⽕
9画
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
“為”で始まる語句
為
為事
為方
為替
為人
為様
為体
為合
為来
為業