“火脹”の読み方と例文
読み方割合
ひぶく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私だけ出来て不思議に思ったものだがなぜか自分でも分らない。秘法を教わって、そうやると熱くないのだという自信があるから、恐らくその為なのだろうが、兎に角火脹ひぶくれにならない。
回想録 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
められる方が災難さ。目隠しが低い鼻の上へずっこけてえらみ討ちに捕まえるんだもの、やり切れないよ。御覧よ、先刻さっきお前さんに嘗められたおこまちゃんの頬が、火脹ひぶくれになったじゃないか