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火打箱
ふりがな文庫
“火打箱”の読み方と例文
読み方
割合
ひうちばこ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひうちばこ
(逆引き)
このマッチたちは、いま、たなの上で、
火打箱
(
ひうちばこ
)
と古い鉄なべとのあいだに横になって、自分たちの若いころのことを話していました。
空とぶトランク
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
こんな
火打箱
(
ひうちばこ
)
ほどもない小さい家だもの、煙草三服のうちに、天井裏から床下まで見つくせますよ、私があの人から預つたか貰つたか、兎も角受取つた金は、たつた三兩二分
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
彼
(
か
)
の
御広間
(
おひろま
)
の
敷居
(
しきい
)
の内外を争い、
御目付部屋
(
おめつけべや
)
の
御記録
(
ごきろく
)
に
思
(
おもい
)
を
焦
(
こが
)
し、
艴然
(
ふつぜん
)
として怒り
莞爾
(
かんじ
)
として笑いしその
有様
(
ありさま
)
を回想すれば、
正
(
まさ
)
にこれ
火打箱
(
ひうちばこ
)
の
隅
(
すみ
)
に
屈伸
(
くっしん
)
して一場の夢を見たるのみ。
旧藩情
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
火打箱(ひうちばこ)の例文をもっと
(3作品)
見る
火
常用漢字
小1
部首:⽕
4画
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
箱
常用漢字
小3
部首:⽵
15画
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